メタボリックシンドロームと健康
メタボリックシンドロームという言葉も耳慣れたものになりましたが、この春からはメタボ健診こと「特定健康診査・特定保健指導」も始まりましたね。
メタボリックシンドローム対策として、運動やダイエットが必要な人も多いようですが、厚生労働省が発表しているメタボリックシンドロームの基準をクリアするのはなかなか大変そうですね。
メタボリックシンドロームにならないように予防をするのが大切なのでしょうが、すでになっている人はメタボリックシンドロームの解消に向けて頑張ってほしいものです。
まずは、食事制限と運動から始めて腹囲を小さくして、脱メタボリックシンドロームを目指しましょう。
メタボリックシンドロームを脱する為に
参照記事
スマートな体型の維持は、社会人にとって必須の条件になりつつある。というのも、今年の春から「特定健康診査・特定保健指導」、いわゆる「」が始まったのだ。健診は40〜74歳の健康保険組合・国民健康保険など、すべての保険者を対象に年1回実施される。つまり会社員だけでなく、自営業者や専業も対象ということ。まさに国を挙げての脱・メタボ運動だ。当然、そこにはビジネスチャンスも生まれる。その額は少なく見積もっても、およそ1兆円の規模だとか。ただ、企業の思惑とコア・ターゲットの間にはまだ隔たりもある。
「もともと健康ビジネスは、ダイエットや美容効果をアピールした女性向けのものが多かったのですが、今回のメタボ健診により、中高年男性も視野に入れたいと企業(仕掛人側)は考えています。ですが、出足は遅れているのが現状ですね。そもそも中高年男性は忙しく、運動するヒマがあるなら寝ていたいと思っている。肥満に対する危機感も薄い。健康意識が低いので正攻法が通じにくいのです」(三菱UFJリサーチ&コンサルティング・有元裕美子氏)
一部のヒット商品を除いては、なかなか苦しい出足のようだ。では、そのなかでも成功すると予想されるのはどんな商品?
「“健康増進”だけでは食いつきが悪いので、たとえば“疲労回復”などの付加価値をつけることですね。またコア・ターゲットである中高年男性のライフスタイルを崩さず、自然な形で取り込めるような商品であること、もしくは“楽しみながらダイエットできる”など、ゲーム要素があることもヒットの要因になると思います」(同)
ふむ、メタボビジネスが本格化するのは下半期以降ということか。だがその前に、国としてメタボを減らしていくためには、メタボという言葉だけが先行するのではなく、その中身もちゃんと理解されていくことが重要だと医学博士の福田千晶氏は言う。
「メタボリック・シンドロームは、単に肥満だから危険なのではありません。肥満によって“動脈硬化のリスクが高まる”から危険なのです。動脈硬化は脳梗塞や心筋梗塞など、命にかかわる病気の原因。そしてメタボは若い人にも無関係の話ではないのです。40歳時の体型は30歳前後の生活習慣を基礎に作られるのですから」(福田氏)
僕らも気をつけないと。それでは、国としてはメタボに関するお金の支出、つまり医療費についてどう考えているのだろう?
「日本は世界でも類を見ないほどの速さで高齢化しています。人は歳をとるほど病気になりやすいので、全体の医療費が上がるのは必然なのです。そこでいま考えられているのは、医療費をどれだけ緩やかに上げるかということ。メタボに関してもそう。みんなが病気になるリスクを低くして、少しでも全体の医療費を抑えていこうとしているのです」(医療コンサルティング会社・メディヴァ代表・大石佳能子氏)
個人レベルでも病気はイヤですしね。楽しく無理なく痩せられるメタボビジネスの登場に期待します!